韓国・KTXに乗ってきました

森村 譲

 KTXのロゴ

 韓国版新幹線「KTX:韓國高速鐵道」は4月1日に開通しました。

 基本運転系統は下記の3ルート。

(KTX京釜線)
 ソウル−(龍山)−(始興)=(大田操車場)−大田=東大邱−−釜山

(KTX湖南線)
 龍山 −(始興)=(大田操車場)−西大田−(北松汀)−光州
 龍山 −(始興)=(大田操車場)−西大田−(北松汀)−松汀里−木浦

  ※「−」は在来線を、「=」は高速新線を走行

 線路容量の関係で光州・木浦方面の湖南線系統はソウルから3キロ南の龍山駅発着が基本になっています。各系統の最速所要時間はソウル−釜山間2時間34分、龍山−光州間2時間33分、龍山−木浦間2時間58分。

 またソウルの北西15キロほどの高陽市に車両基地があり、同基地内に設置された幸信駅からも1日4往復(京釜線系統・湖南線系統各2往復)の発着があります。ちなみに幸信は京義線上の駅でもあります。


外観はスペインAVEと同タイプの20両編成


特室(1等車)の車内・ドリンク無料サービスあり


一般室(2等車)の車内・集団見合い方式の配列


幸信に到着した光州発のKTX234号。殆どの乗客は龍山で下車してしまい、終点まで乗った客はご覧の通り。「博多南駅の韓国版」と言いたいところなのだが、使い勝手はイマイチ。