阪堺電軌乗車会開催
関西支部
 かねてお知らせしていた「公共交通の未来を考える 阪堺電軌乗車会」を、2005年4月24日(日)、爽やかな青空の下開催しました。
 当日は、定例の関西例会を3時で終了して阪堺電軌恵美須町駅に移動の後、当会の貸切電車「モ505号」に乗車。開催役員並びに来賓として出席の「堺のチンチン電車を愛する会」の方の挨拶、更に遠路はるばる東京から参加の会員の乾杯の発声とともにイベントはスタートしました。
 途中、地元の会員による沿線のガイドや廃止になった大浜支線・平野線の想い出、現在阪堺電軌が苦境に立っている原因と考えられる箇所の説明を聴きながら、電車は大阪市から堺市へと南下。併用軌道区間では、信号待ちの多さが問題となっていることも検証できました。「浜寺駅前」で折返して、検車区のある我孫子道での撮影会でイベントはクライマックスへ。終着「天王寺駅前」までの2時間半があっという間に過ぎた楽しいイベントでした。

 参加者の好評裡に終了したこと、また、欧米のLRTを範として日本の公共交通とりわけ路面電車の近代化が急務であることを参加者全員で確認したことを、ここにご報告いたします。
 最後になりますが、参加者の皆さま、開催にあたって協力いただいた皆さま、阪堺電気軌道株式会社に御礼申し上げます。このような機会を、会員の皆さまといずれ再び持てることを心待ちにしています。
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